今日は、職場で尊敬する先輩の、最後の出勤日でした。
私たちは、派遣社員という形で働いています。
けれど意識は社員と変わらず、しっかりと腰を据えて働く職場です。
さまざまなアルバイトや派遣を経験してきた中で、先輩ほどすばらしい仕事をする人は中々いなかったと思います。
彼を見ながら教わったことは、第一に視野を広く持つこと。
何事に対しても興味を持ち、知り、人に説明できるほどまで落とし込むこと。
今、自分がなにをすべきか、常に広い視野で考え、気を配ること。
お客さんの表情までしっかり見てみること。
実務を越え、動き方や、眼差しをどこに向けるのか、等、たくさんのことを教わりました。
…
明日から先輩がいなくなり、きっと忙しくなることでしょう。
それほど存在感の大きな人でした。
私も彼のように、基本的なことを淡々とこなし信頼を積み重ねた上で、私にしかできない仕事を根気強く続けていきたいです。
契約終了のときに、「ありがとう」と誰かに感謝されるような仕事を。
ひとつひとつ、やっていきます。
先輩から言われたさりげない言葉を、今もお守りのように大切に持っています。
「自己評価ばかりをしているうちは、まだまだ君は子どもだ。
評価というものは、結局他人がするものだよ。
ちゃんと誰かが見ていてくれているから。」
明日も頑張りましょう。
おやすみなさい。